1953-03-12 第15回国会 参議院 郵政委員会 第5号
○駒井藤平君 これではまじめにやつておる人には継続するという特権を与える、こういうのですが、併し現在の競争入札にしましても、ただ単に安いからといつて、その人柄、すべての業務状態を見て行かないと契約ができないでしよう。そうすると、殊更にそういうことを無条件に独占的にかたくなになさねばならんというその考え方自体が我々と相違するのであります。現在でも何ら支障はない。それは監督さえ十分にし、契約を完全に履行
○駒井藤平君 これではまじめにやつておる人には継続するという特権を与える、こういうのですが、併し現在の競争入札にしましても、ただ単に安いからといつて、その人柄、すべての業務状態を見て行かないと契約ができないでしよう。そうすると、殊更にそういうことを無条件に独占的にかたくなになさねばならんというその考え方自体が我々と相違するのであります。現在でも何ら支障はない。それは監督さえ十分にし、契約を完全に履行
○駒井藤平君 今局長のおつしやるのは契約期間は四年である。そうして二年まで経過すればあとはずれて来る、又誰に渡るかわからないから不安である、従つて業務がうまく行かない、こういう御想像であるが、そういうことは恐らく言えぬと思う。契約期間は忠実にその契約を履行するということが建前であつて、残りはあと誰に渡るかわからんからそれがために減退する、或いはそれを実行するのに不可能な点も多いということはこれは言えない
○駒井藤平君 只今松井局長からいろいろ説明を聞きましたが、この問題はとかく批判の多い問題であつたのであります。今この法律の改正ということになると、三木さんのおつしやつたように、独占的の事業である。そうしてもう一つは、松井局長は従来犠牲を払つておつたんだからしてそれを幾分補つてやる、そうしてやれば郵政省の指示に従つて忠実にやるというふうにおつしやるが、恐らく三木さんのおつしやつたように、私も営利会社がそう
○駒井藤平君 私は只今議題となつておりまする補正予算案に対しまして、民主クラブを代表して二、三の条件を付しまして賛成するものであります。 この補正予算の内容を見ますると、内外の情勢に鑑み、諒とする点が多々あるのでありまするが、いわゆる均衡財政の樹て方について納得し得ざる点もあるのであります。進んでは相当に大幅の修正を加え、国民の要望するすつきりしたものにいたさなければならぬと考える次第であります。
○駒井藤平君 本案につきましてはすでに十分承知しておることであります。質疑もないと思われまするから、質疑を打切り、討論を省略、直ちに採決に入るの動議を提出いたします。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○駒井藤平君 今大臣の御答弁によると、いろいろ考慮しているというお話、これは結構でありますが、つまり生活苦ということが表面に現われて来たこの現状に見て、よほど御考慮願いたいと思います。今越年資金に対して詳しい御説明はなかつたのでありまするが、これは一カ月ということに突張つておられるように考えておりますが、一般従業員は二カ月を要望している、こういう現状であります。本年から料金が上つて来た、収入が従つて
○駒井藤平君 今大臣から説明ありましたこのうちで、私のちよつとお尋ねしたいのは、今回の補肥予算は十一月一日から実施される予定になつておりますが、この二〇%の増額、むしろこれは少額であると思いますが、せめてこれだけでも上げられたということは、これはよほど結構だと思います。従つてこれで満足せずに、この職員諸公が叫んでいることはこれは尤もだと私は考えるのでありまするが、もう一段思い切つて給與ベースを増額するということに
○駒井藤平君 だからね、十二時前にこの打切りの動議は成立してあるのです。そこで議長はそれを保留されたのです。而も今日一日延びるということを予知されてそうして十二時五分からやる。こういうふうに委員長おつしやつたからこれは当然委員長の職権によつて続行して差支えない、こう思います。
○駒井藤平君 只今原委員がおつしやいましたことは十二時までに委員長は動議をこれは採択すべきものである。動議がすでに出た。それを委員長の職権によつて暫らく休憩すると、而して十二時までに明日の一日延びるということを御感じになつて十二時五分から再開せられて採決すると、こういうふうにおつしやつたのです。だからして無論これは動議が成立しておる。それを続行しておるのだから何らこれは法的に支障はないと、こう考えます
○駒井藤平君 前の懇談会によつて、まあ四時というのがずれて来たので、あの申合せによつて休憩には私反対であります。ずれただけの時間三十分を請願、陳情を審議する、それから五時になれば直ちに警察法にかかる、こういうふうに改めて動議を提出します。(「賛成」と呼ぶ者あり)
○駒井藤平君 私はやはり会期も切迫しておりますので、重要法案として残つておるこの三案を先ず先にやつて頂くということの堀議員の意見に私は賛成するものであります。それはそうでないとですね、請願でぐずぐずしておつたら時間的にもなくなつてしまうし、重要法案であるというものが残される心配もありましようから、先ずこの三法案を先にやつて頂きたいということを強調いたしたいのであります。(「賛成」と呼ぶ者あり)
○駒井藤平君 今日は政府委員の御出席もないようですから又後日委員会を開会したとき伺うとして、運用権が郵政省に返還された後の状況等詳しく聞く必要がありますね、特に定員等の問題に関連して。
○駒井藤平君 それでは短縮するということは私から主張せんことにいたします。
○駒井藤平君 只今大臣の御説明によりますと、やはり準備期間を要すると、こうおつしやいますけれども、すでに両院でこの運用の方法を早く還元するということは、すでにあれが決行される当時からの問題で而も当時の大蔵大臣は即刻返還するという言質を与えておる。そういたしますれば両院とも一致したこの復元方を要望しておる。而も決議案を盛つておるということになつておれば、当郵政大臣としてはその心がまえがありとすれば、これはもつと
○駒井藤平君 施行期日ですね、あれが来年の四月一日になつておりますが、あれをもつと短縮できないのか、できればもう少し早く短縮してやれると、予備期間を置く必要はなかろうと思うが、一日も早くこれを施行するということが私は望ましいが、理事者においてそういう振合いに参りませんでしようか。
○駒井藤平君 本案に対しては柏木委員から縷々おつしやられました通りに、この社会情勢から言つても、十万円乃至十五万円にするというのは妥当である。柏木委員のおつしやつた通りに、近い将来においてこれはどうしても十万円乃至十五万円に是正するというふうに願いたい。決して十万、十五万にしても、民間保險を圧迫守るというようなことはむしろこれはないと私は確信する。併し柏木さんのおつしやつたように、諸般の情勢から見て
○駒井藤平君 ちよつと重ねて申上げるようになりますが、今大臣の話を聞きますると、最高限度にしても不満足である。併し現在の社会情勢から勘案して八万円は適当だ、こうおつしやつたが、それは本当に良心的でなくて、政治的の言葉だと思つて私ども了承しておるのです。元来この簡保の性質から言つても、現在のこの老後の、説明されたように生活の安定であるとか、或いは最終的の医療費に当てるために、或いはその他葬祭費、被保險者
○駒井藤平君 私は民主クラブを代表いたしまして、只今議題になつておりまする昭和二十七年度予算各案に賛意を表するものであります。(拍手) 我が国は平和條約の効力に伴い、独立し、同時に経済的にもみずからの責任と力によつて生き、国際義務を果し、更に積極的に国際社会に貢献すべき重大なる使命を負うことになるのであります。(拍手)併しながら或が国の経済は、御承知のごとくその基盤極めて薄弱であり、且つ占領六年有余
○駒井藤平君 私は民主クラブを代表して只今議題となつておる昭和二十七年度予算各案に対しまして賛意を表するものであります。 さて本予算案は、占領治下又講和後における諸般の情勢に勘案して作成された案でありまして政府当局も相当苦心された点は認めますが、この予算案に対し政府の方針、施策には満足しがたき点が少なくないのであります。本来なれば政府に対して組替えを要求せざるを得ないのでありますが、諸般の緊急重大
○駒井藤平君 私もまだこの改正法では満足はでき得ないのですけれども、只今中川さんから原案通り賛成するというお言葉であつたので私も原案通り賛成いたします。
○駒井藤平君 簡易保険の八万円という提案に対して、委員長から衆議院のほうへ御交渉下さつて今報告を聞きましたが、今少しく衆議院の模様を委員長から聞かして頂きたいと思うのであります。ただ單に考慮中であるというのであるか、或いは八万円というものはどうであるか、そ辺を……。
○駒井藤平君 ちよつとこの機会に私大臣にお願いしたいのですが、元来葉書のほうは五円と前国会できまつたのですが、これは私は少し高過ぎると思う、こういう感じを今なお私は持つているのであります。今お話の年賀郵便のごときは、本年やられたようなことに是非ともやつてもらいたい、こういう私は希望を持つております。あのサービスをより以上にすれば、だんだん殖えて来るのです。だから郵政省においては損を埋めるというような
○駒井藤平君 私は国民民主党を代表いたしまして、吉田総理大臣並びに関係大臣に質問いたします。 講和條約発効を前にして、終戰後六年有余、国民といたしまして感慨深いものがあると共に、将来日本のあり方を考えて不安の念にかられております。国会冒頭の吉田総理の施政演説にいたしましても、講和條約発効後に現内閣がとろうとする施策の方向は幾分国民の前に明らかにされたが、なお個個の具体的な問題につきましては明白を欠
○駒井藤平君 もう少し聞きたいのですが、時間が、遅いので次に保留いたします。
○駒井藤平君 一つお尋ねいたしたいという点は委員長から今お尋ねがありまして、それに対して政務次官から詳細な御答弁がありました。首藤政務次官はよく現状を加味されまして、この中小企業の困つておる……融資も思う通りに行つていないということは特に御承知のことと今考えますが、実際に中小企業庁ができて、中小業者は非常に活用し、喜んで迎えておるのでありますが、この金融面において、今政務次官がおつしやつたように、実際
○駒井藤平君 只今上程されました外航船腹緊急増強に関する決議案に対し、私は国民民主党を代表して賛成の意を表するものであります。 諸君、最近における世界情勢は、朝鮮動乱勃発を契機として、とみに急迫の度を加えて参りました。一方我が国が久しく待望して来ました講和條約の締結も近く実現する見通しも極めて明るくなつて参つたのであります。この講和の成立は、即ち我が国が今までの被占領国から独立国に生れ変ることを約束
○駒井藤平君 只今の政務次官の御答弁は、総括すれば、まだ帰属の点等は考えておらない、こういうような御答弁でありますが、何ら御考慮はないのでありますか。
○駒井藤平君 私初めに鉄鋼業の合理化問題に絡んで、業界の再編成についてお尋ねいたしましたのは、旧日鉄が從來業者において特殊な地位を持ており、八幡、富士両製鉄所に分割され、日鉄法が廃止されると言いましても、今日依然として両製鉄所の業界における地位はその企業規模からして、特異な存在であると私は思うのであります。即ち從来から持つていた銑鉄及び半製品の外売による製鋼圧延企業に対する支配力は、日鉄解体後においても
○駒井藤平君 日鉄法の廃止法案に関通いたしまして、二、三横尾通産大臣にお伺いいたしたいのであります。政府は去る六月末を以て鋼材補給金を全廃いたしたのであります。鋼材補給金の全廃については、業界では致命的な問題として、論議の焦点となつていた事実であります。なぜかならば補給金の撤廃は、そのまま鋼材価格の値上りとなり、これによつて関連産業が甚大なる影響を受けるとともに、その反射作用といたしまして、有効需要